2013/01/12

またしても…

ふう…
物欲か…
物欲ってハンパ無ぇな。

そもそもの出会いは先週だった。
友人のNARUMI氏が「ジャックデュランの眼鏡を買う」と息巻いていたので、とくに眼鏡を買うつもりなど無かったが渋谷のGLOBE SPECSに私も向かった。

すでに一生分の眼鏡を持っている私は「これ以上眼鏡を買ったら、全く知らない人からいきなり怒られるんじゃ…?」という恐怖に毎日苛まれているので、見るだけ見るだけ…という呪文を心の中で唱えていた。

その呪文が、一瞬にして吹き飛んだ。
「なに、この眼鏡…」


MASAHIRO MARUYAMA

「すげぇ丸いし、なんかデコボコしてる…」
とにかく、私は手に取り、かけてみた。
「すげぇ個性的な形なのに、かけやすいし見た目的な違和感も無い(自分的に)」

で、帰宅して速攻で色々と調べると「MASAHIRO MARUYAMA」という新しいブランドの眼鏡だった。
デコボコなのにも理由があり、ラフデッサンの段階での線の揺れをそのままデザインにしている。完成されたデザインや、美しいラインにだけ「かっけぇ」がある訳ではないだろ?と、いう事のようだ。

「超かっけぇ…」

一目惚れというものは、対人間にだけ起こる事ではない。
とうぜん物にもあるのだ。
見た瞬間、手にした瞬間に、一瞬にして脳が持ってかれる感じ。
これを私は「物との両想い」と考えている。
たいして考えてもいないが。

とにかくそうなれば、ネットを駆使してどこか近い場所に取扱いはないかと調べる。
瞬く間に、仙川にある「スイスドウ」というお店で取扱いがある事を発見した。

ようするにそこからは、瞬く間にお店に行き、瞬く間に購入した、という事だ。
店員さんもすごく良い人だった。
眼鏡をお探しの方はぜひどうぞ。

着用した感じは、明らかに左門豊作だ。
でも、そんな事気にしないぜ。

だって、超かっけぇから。