2011/11/16

いやいや

まさか預言者ピッピ(地下沢中也)の二巻が出るとは思ってもいませんでした。
ふらっと立ち寄った本屋で、吉田聡の七月の骨を買おうかどうか悩んでいたら、ガッと目に飛び込んできました。失明寸前でした。

一巻が出てから、4年経っていたそうです。
だとしたらCUEで読んだのは一体いつなんでしょう?

まあそんな思い出はおいておいて、「This is good blog」ですからね、これいいぜって感じでやっていきます。

大まかなストーリーとしては、地震予知をする為に人型のコンピューターを作り、そのコンピューターが予知した地震が当たるって話です。

でも、この説明だと死ぬほどつまらないですね。

しかし、話はそう単純ではありません。
この人型コンピューター(ピッピ)には、親友がいます。
その親友との間にある出来事が起きてからが、このマンガの面白いところです。
そして、書評ってムズイなってのが今の僕の感想です。

ともかくですよ、地震以外の事象も預言出来る可能性を持つコンピューターがあったら、他の事だって知りたくなっちゃいますよね?
ほぼ100%の可能性で当たっちゃう訳ですから。

その中で起きる「ある人間への『自殺』の預言」。
これはビビりますよね「あなた来年自殺しますよ」なんて、的中率100%の占い師に言われたらどうします?
ただ、預言されたある男はピッピの預言を信じていなかったし、何より自殺願望なんて皆無でした。
ところがところが…

と、そんな個人的な預言から、果ては人間の未来にまで預言はされていきます。
100%確実な未来が提示されてしまった時、人々はいったい何を考え、何を信じ、何を求めるのか…

と、かなり話は壮大になりつつありますけど…
上手い事着地出来るのか?
三巻は一体いつ出るのか?
ガッツ石松を名字と名前に分けるとすると、ガッツ石・松が一番かっけえのか?

とても面白かったですが、そんな事を思うマンガでした。