2012/05/28

思い込み力(OKR)について

私は、思い込み力(OKR)が高い方である。
今日は、今考えれば「なぜ?」と思えるが、その時には全く違った方向から見られなかった事例をお話ししよう。

それか、しないか。

では、しよう。

そもそも、何でそこに思考が行き着いたのかは覚えていないのだが、
ともかく「1:2:√3」という三角形の公式を考えていた時の事だ。

言うまでもなく「1:2:√3」は30度60度90度の角を持つ三角形の辺の長さを比率で表したものだ。
しかしながら、そこで私の高い「OKR」が発揮された。

上記の図にあるように、底辺を「1」とした場合、60度の角度を持つ方の辺が「2」になる。だがしかし、その時の私は何も迷う事なく90度の辺が「2」になると思い込んでしまっていたのだ。ようするに、

「90度の辺の方が「2」なのだから「√3」の60度の方が短いはず」
というOKRが発動したのである。

しかし、そうなると当然問題が生じる。
上記の図を見れば一目瞭然だが、90度の辺よりも60度の辺の方が当然長いのである。

それを考えている時点では上記の図などは見ていなく、イメージで上の図を展開させながら「でも、待てよ…「2」と「√3」だろ…って、でもどう見ても斜めの60度の辺の方が90度の辺より長ぇな。「√3」は、だいたい1.73な訳だから「2」より短いはず…なのに、どう考えても1.73の辺の方が「2」よりも長ぇ…何これ?どうなってんだ?何だこの変な公式は!?」と全く公式そのものが理解出来なくなった。

全く意味不明になった私は速攻でイラストレーターを立ち上げ、上記の三角形を作る過程で自分の思い込みに気がつく。
「あ、違ぇや。60度の辺が「2」なんじゃん」と。

今から考えると、なんでその時にすぐ「違ぇや、60度の辺の方が長いから、そっちが「2」か」と思えないのかと、実際に図を書くまで気づけない自分に戦慄を覚える。


でも、そんなOKRの強さ?
ぜんぜん気にしてねぇのよ、俺っちは。
何でかって?
普段から語尾に「〜ヤンス」を付けてっからだよ。

〜終わり〜