左:暑いな
右:うっせぇな、言う必要なくね?
左:じゃあ、どうしたらいいのだね!?
右:なんか、喩えて言ってくれよ。そのままじゃなくさ〜。
左:分かった…
右:………
左:まるでゴリラの体毛で筆を作り、その筆でイカの上に「筆ペン」と書いたかの様な…
右:様な?
左:いや、煮しめた「フリテン君 4巻」をピラミッドの頂点で乾燥させつつ、乾くまでの間、ピラミッドの麓で仲本工事に見つめさせたままイモを煮込んだかの様な…
右:様な?
左:いや、約2cmほどだが浮く事が出来るようになった大仁田(a.k.aニタ)を、大好物の大根でおびき寄せ、土管に詰めて、通りすがりの波田陽区に大振りな冷凍マグロで土管を殴らせた様な…
右:様な?
左:いや、「イシャはどこだ!?」と言ってる人からスパナを取り上げた様な…
右:様な?
左:いや、財布の札入れの部分から、手書きのクワマンの箸の持ち方の指南書が出て来たかの様な…
右:もう、よくない?
左:…この前コンビニに入って来たギャル二人組が「すげぇクーラー効いてんですけど!マジヤバくない?」って言ってたよ。
右:そっか。ヤバいんだな、その状況はギャルにとっては。
左:もう、暑さの限界を越えた。「ぶ暑い」だ。
右:ふ〜ん。