2013/09/22

福島に行った1

今年&去年は、南三陸や気仙沼の被災地に行ってきました。

一昨年初めて行った時には、生まれて初めて見る津波による被害の大きさに、言葉もでない程でした。
そして、今年の夏に二度目に訪れた時には、本当に微々たるものながらも復興は進んでいるように見えたし、現地の人の言葉や雰囲気にも明るさが戻っていたように見えました。

ただ、一言に復興といっても一体何をもって復興とするのか?という疑問もありました。
ただ単純に震災の前の生活環境を作り直す事が復興、というのならそれは難しいのではないかと。
場所によっては、本当に何もかも流されてしまい荒れ果てた空き地のような場所になってしまっている所もありました。
そこに、もともとの家を造り直す。
でも、到底それでは元の生活環境には遠く及びません。

人々が生きていく上では、家だけでなく仕事や医療や学校や商業施設など様々なものが必要です。
それらの全てを作り上げたうえで、はたしてどれほどの人がそこにまた戻ってくるのか?
そこまでに何年かかるのか?
もしかしたらまた来るかもしれない津波に、どれほどの対策をするのか?
一般企業などが、そこの場所にまた価値をみつけ、どれほど戻ってくるのか?

問題は山ほどあると、そう感じました。


そして…
友人の言葉もあり、放射能によってその復興すらままなっていない福島もしっかりと自分の目で見るべきだと思い向かいました。

まぁ、あまり堅苦しく書くと重くなりそうなので普通に。
って、前文だけですごく長くなってしまったので、分ける事にします。

福島に行った2
http://thisisgoodblog1977.blogspot.jp/2013/09/2.html